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Magura MT7 ブリーディング [メンテナンス]

 
簡易よりもさらに一歩進めたブリーディングをリアに実施。
 
スタンドに乗せてフロントの位置を下げる(レバーとキャリパーをなるべく水平にする)
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キャリパーを外し、パッドも外す。
スペーサーをかましてミネラルオイル(ロイヤルブラッド)を
30ml程度入れたシリンジを接続。
接続する際はレバーよりも高い位置にしておけば、
水頭差によりネジを外した時の溢れは無い。
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接続したら、レバーよりも低い位置に置いておく。
 
 
レバー側は水平にして、EBTスクリューを外す。
30mlのところに穴をあけた空っぽのシリンジを刺す。

 
 
キャリパー側からゆっくり押して20~25ml程度送る。
この時キャリパーの位置はレバーより低くする。
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しばし放置し、次にキャリパー側のシリンジをゆっくり引き、しばし放置。
 
これを数回繰り返す。
レバーを何回か握ったり、ケーブルを指で弾いたり、キャリパーをプラハンや
ドライバーの柄で軽く叩くのを併用し、エアーを極力排除させる。
エアが出なくなったら止める。
 
レバー側のシリンジを穴を指で押さえて外す。
EBTスクリューを0.5N・mで締める。
溢れたミネラルオイルを拭き取る。(エタノール併用)
 
 
キャリパーをレバーとほぼ同じ高さにしてシリンジを外す。
ネジを締める際、ネジ部にオイルが居ることを確認してから
ネジを締める。
もしオイルが居なければ、オイルを少し加える。
やや溢れ気味でネジを4.0N・mで締める。
溢れたオイルを拭き取る(エタノール併用)
 
 
キャリパーを取り付ける。
この時スペーサーを使うとほぼセンターが出るので便利。
締め付けは6N・m。
パッドを取り付け、ローターとのクリアランスを確認。
センターが出ていない場合は調整(センタリングツール併用が確実)
 
車輪を回し動作確認。
 
完全にエアが抜けてるかを確認するには車体をひっくり返し一晩放置、
元に戻してレバーを握った時にスカるようであれば
まだどこかにエアが噛んでたってことなので、再びブリード作業を行う方がベター。
 
 
街乗りであれば、そこまで神経質にならなくても良いと思うけど、
ゲレンデライドやトレイルライドでブレーキを多用する場合は、
ちょっとのエア噛みでもストレスになるので、極力エアは排除しておきたい。
仕事柄、エア噛みには過敏に反応してしまうのはしょうがないか・・・。
 
フロントは比較的抜けが良いが、リアはホースが長いし、
取り付けてしまうと姿勢的に抜けにくい傾向にあるので、
なかなか厄介なところ。(特に内装の場合)
 
 
万全を期すならばキャリパー側はチューブポンプか何かにつないで、
オイルを多めに供給できるようにして、脱気ユニットをかまし、
レバー側はドレインって感じでポリ容器なんかで受けてるのが良さげ。
一方通行でオイルを送った方が良いように感じる。
今のところはそこまではやらなくても良いけど。
 
 
 
 
 


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Magura キャリパーカバー塗装 [カスタム]

 
先日ラッカーで塗装したキャリパーのリング
(メーカーはキャリパーカバーと表記)
ものの見事に塗膜が割れました。
 
染めQでやる方が幾分マシなので、
プラサフ(ミッチャクロン)2回→ホワイト3回→サンライズオレンジ4回→
→保護ツヤ出し2回 のオール染めQブランドで塗装。
 
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だいぶ良い感じに仕上がったんだけど・・・
 
 
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塗装を剝離した黒が結構良い感じに思ってしまい、悩む・・・
 
 
気分で変えてもいいところなんだが、一回装着したやつは外す時に
塗装が割れるリスクもある。
そもそもリング無しでも機能的には何ら問題ない部分なんだけど、
ここを目立つようにするのも有りだし、あえて目立たなくするのも有り。
どうでも良いこだわりですがね・・・。
 
 
 
 
 


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