スポークテンションメーター校正機を自作 [メンテナンス]
DT SWISSのコピー品を大陸系の通販で購入。
張力の数値把握は不要で、全体の傾向を知るだけであれば、
このままで運用しても問題は無い。
しかし、どうせなら数値も知っておきたい。
校正機が市販されてるのか調べてみると・・・2万円超えだと!?
構成を見ると・・・
フレーム、アイナット、吊り秤、スポークヘッドを受ける治具、ニップル受ける治具
ってとこか。
アイナットをホーローセット(いわゆるイモネジ)で絞めたり緩めたりで
テンションコントロールしてる模様。
これ作れるな。ターンバックル使えば、緩急の調整は楽だろうし。
安く済ますにはSS材のアングルかCチャンネルを使ってで組めば良さげ。
同じような事を考えてる人いるだろうなぁと、検索してみると・・・
やはり自作してる人が居る。
近所の島忠にはCチャンネルが置いてなかったが、
コーナンで一式そろった。
吊り秤はピンキリなんだが、正確性はそこまで求めていないので、
amazonで探すと、4000円くらいのが見つかる。当然ながら中華製。
これ、前述の「市販の校正機」に使ってるのと同じやつじゃないかな。
ニップル側を固定する治具はシャックルの軸に穴をあける。
スポークヘッドを固定する治具は、ユニクロのUBプレートを
真ん中で切断し、穴をあける。
フレームを組んで取り付けてみる
26inのホイール組んだ時に余剰になったDT SWISSのスポークがあったので、
まずはそれを測ってみる。
10kgfから5kgf刻みで150kgfまでを測定。
秤の癖(?)なのか、測定後に張力が落ちるのが謎。
再現性はあるのでひとまずは問題無いか。
グラフにしてみると・・・
それっぽい感じになってる?近似曲線の設定が悩みどころだな。
とりあえず使えそうなので、他のスポークでも測って、
データ蓄積してみよう。
掛かった費用は
吊り秤4000円と金具類が5000円弱。けっこう行ってしまったな・・・
ま、楽しかったから良しとしよう。